前略〜iPhoneからカメラを考え始めた模型人のみなさんへ(その6)
どうやら穴子さんは死ななかったようだw
そして、うしおの父ちゃん、思ったより設定年齢が若くて驚いた^^;
血界戦線は・・・万策尽きたってやつかな?
逆に腰を落ち着けて、凄い最終回作ってくれれば、ぼく的にはチャラだよ!
業界的には監督さん、十字架背負ってしまったと思うけど。
ぼくは素人なので単純に応援してるし、また何か監督として制作してね!って本当に思ってる。
頑張って!


さて、本日はちょっとややこしい話。
カメラのマクロ機能&マクロレンズについて解説したいと思います。

まずマクロって何の事かというと、
ざっくりと言うと「ちっこいものをでっかく撮影する」機能の事を指します。

で、その性能を決める要素が大きく2つありまして。

ひとつは「撮影倍率」と呼ばれる数値で、「センサーに実際の大きさの何倍で写るか?」を示したもので、
マクロレンズと呼ばれるレンズの、性能に関わる部分なのでレンズに倍率が表示されています。
通常1倍がMAXと考えていいです。(1に近いほうが大きく写る)
なので1:◯という形で表記されます。
レンズを取り替える必要のないコンデジなどには通常、表記されていないです。

もうひとつは「最短撮影距離」で、どこまで撮影対象に寄って撮れるか?ですね。
近づけば近づくほど、ファインダーに写る像は大きくなりますが、ある程度まで寄ったら、
フォーカス(ピント)が合焦せず、赤い点滅になってしまうんですが、
マクロレンズやマクロモードにすると、普段より寄ってもピントが合焦するようになったりします。
機種によっては1cmまで寄れるものもあります。

この辺は機種によりけりなんですが、
ぼくの使ってるコンデジのひとつ、XZ-1という機種では、
ノーマルモードで最短撮影距離が60cmなのが、
マクロモードに切り替えると、
ワイド端(焦点距離が短い=画角が広い)状態で10cm、テレ端(焦点距離が長い=画角が狭い)状態で30cmまで近づける。
さらにSマクロモードにすると、ズームは使えなくなって、ワイド端に画角が固定されるものの、なんと1cmまで近づく事ができる。

コンデジで1/144のMSが、ここまでアップに撮れます。
マクロ顔
これがマクロモードで30cm離れて、めいっぱいズームアップしたもの。
ぼくの技術や模型的芸風だと、おそらくこの大きさまでで、ギャラリーを構築するのが良さそう。

Sマクロ顔

これがSマクロ機能で、1cmまで寄ったもの。
ここまで大きくなると、工作精度がモロにわかるようになり、
ダークアイアンでのドライブラシがよくわかる反面、
表面処理のアラやちょっとしたはみ出しまで、モロバレになり、
ある程度の工作技術がないと、逆にアラや失敗を晒してしまう事にもなりかねない。
自分の腕と相談して、こういった接写の大きさを決める必要があると思う。
今のぼくには無理っぽw

あと小さなホコリまでピントが合って映り込むので、
相当神経質に、撮影前のホコリの除去が必要だったりする。
首の下のフィンに一本あるでしょ?
640X480に圧縮してるからわかりづらいけど、PCで調整してる時のデカイサイズで見てる時は、
目尻あたりに、もう一本、ホコリがくっついてるのがよくわかる。(よくみると少し見えるね)
デカイサイズで公開する人は気をつけて。

何がどうなって、でかく写るとか、説明しだすとかなりわかりにくいんで、
すべてをすっ飛ばし、ざっくりとまとめておくと、

マクロに関してはセンサーサイズの小さいほうが基本的に有利。
コンデジの方が一眼レフよりもでかく写せるとざっくり考えてくれて構わない。
もちろん、一眼でも大きく写せるが、ハイエンドコンデジ一台分くらいのレンズ代金の追加が必要となります。
キットレンズと言われる、はじめに一眼レフについてくるレンズだと(例えばぼくの18~105mm)で撮影倍率0.2と、かなり小さく写ります。

最短撮影距離1cmでカメラを構えると、カメラ自体が邪魔になって、撮影対象を暗くしてしまうので、ライティングなどに注意が必要。あとマクロモードはピントにかなり神経質なので三脚必須と考えて撮影しましょう。


さて。
ここでかさばる兄さん、ひとつ疑問があって実験してみました!
センサーサイズの小さなカメラでドアップで撮った写真
VS
センサーサイズの大きなカメラで撮った写真をトリミング(必要な部分だけ切り出す事)して同じくらいの大きさにした画像ではどちらが綺麗なのか?



マクロXZ-1
まずこちらがコンデジ、XZ-1
1/1.63型 1000万画素 焦点距離112mm マクロモード

DP-1Xトリミング
こちらが コンデジだけどAPS-Cに匹敵、DP-1X
(ほぼAPS-C) 1400万画素 焦点距離28mm 撮影したあと、トリミング(画像切り出し)で112mm相当の焦点距離に。

この大きさで、なんとかいい勝負(シャープさで若干、後者が負けてる?)ですね。
Sマクロモードと同じ大きさまで切り出したら、後者はさらに甘くなる一方なので、
これは、さすがに勝負にならない感じですね。
ちなみにDP-1Xの撮影倍率は1:15.4だそうです。

これは、撮影倍率が低いレンズでの対決なので、このような結果ではありますが、
持ってないので試せませんが、マクロレンズ1:1(撮影倍率が等倍)とかなら、
(予想ですが)Sマクロとだっていい勝負出来ると思います^^


今回は、詰め込み過ぎるとこの連載の意義がなくなるので、
ざっくりとした説明だけにさせてもらいました。
次回の記事では、「そこまでは別に知りたくない」という人は読み飛ばしてもらう番外編として、
「なんで、安くてセンサーのちっこいコンデジの方がマクロに強いの?」とか、
これもまたざっくりではありますが、読めば、ああ、そういうことかと
納得してもらえる、少しだけややこしい話を書きたいと思います^^

多分、その後に「撮影モード」の話をさせていただいて、
かさばる兄さん的「模型用カメラの選び方」に迫りたいと思ってます。

そしてその後は、具体的な撮影アドバイスや、RAWの調整のコツみたいな事を紹介できればと思ってます。
もうしばらくお付き合いくださいね^^



テーマ:模型・プラモデル - ジャンル:趣味・実用

[2015/07/06 20:00] | 前略〜iPhoneからカメラを考え始めた模型人たちへ | トラックバック(0) | コメント(10) | page top
前略〜iPhoneからカメラを考え始めた模型人のみなさんへ(その5)
なんだろう?
工具入れの中に、プラ用のノコギリちゃんが見当たらない。
今日やろうと思ってた工作に必要だったんだが。

見つかんないので、今日は日記で頑張ることにw

ちょっと間が開いてしまったがカメラの話をしよう。

今日は被写界深度とボケの話。

被写界深度というのは、ざっくり言うとカメラから撮影対象までのいわば「縦のピントの合う範囲」の事である。
浅いと、ピントの合う範囲が狭く、深いとピントの合う範囲が(前後に)広くなる。

基本、対象(とりわけこの場合プラモデル)全体にピントを合わせて撮るものではあるけれど、
「ピントの合う範囲」を限定することによって、「見せたい物」を際立たせる写真を撮ることができるのだ。

被写界深度

こんな風に横並びのプーギー。
(少し斜めってるので、両端は既にピントが甘くなってるけど)

被写界深度1

コレをさらに斜めに撮影したものがこちら。
被写界深度が浅いので、「王様」だけがピントが合ってて、
「主役」となってるのがわかるだろうか?

これが被写界深度の浅い深いであり、
ざっくりと
f値を開放すれば(数値上は小さく)するほど浅く、
f値を絞れば(数値上は大きく)絞るほど深くなる。

例えばMSの顔をアップで撮ったり、
複数のMSでのジオラマなどで、主役として見てもらいたい方だけにピントをあわせ、
遠近感などを強調するのに使われる。

ピントが合っていない部分は描写が甘くなり、
一般的にピントがあっている場所よりも後ろ側での甘い描写を「ボケ」と呼び、
ピントの合ってる場所よりも手前側の甘い描写を「前ボケ」とか呼んだりする。

この「ボケ」のやわらかく溶けてゆくような描写は、大きなセンサーでなければ得難く、
逆に言うと「いいカメラ」を買った!という醍醐味を得やすい部分ではある。
ただ、「模型の写真」という限定したシチュエーションでの使い道としては、
そんなに必要性が高くないと思うので、花の写真とか、ちょっと芸術性の高い写真など、
「プラモの撮影以外にも楽しみたい」という人向けの話と思ってくれて構わない。

被写界深度f2
これがコンデジ(コンパクトデジタルカメラ)でのf値2.5(被写界深度が狭い)での写真。
胸の装甲あたりにピントの中心が来ていて、ジャイアントバズの先端がややボケている。
前ボケとしての描写はf値の低さの割に硬いが模型写真としては問題ないとぼくは考えます。(好みによる)
こういうボケが入ると前後の遠近感が出ますね。

被写界深度f2後

今度は一眼レフでf2(被写界深度が狭い)での写真。
比較としてはポーズとホワイトバランス(ざっくり言うと色合い)が違ってて申し訳ないがピントに注目。
先ほどと同じ距離感で、モノアイあたりにピントが来ていて、やはりジャイアントバズの先端が前ボケしている。
そのボケの描写が、先ほどのコンデジと違い、相当柔らかくとろけるような描写になってるのがお分かりだと思う。
花とか撮るのにはすごくいい描写だけど、プラモの撮影としてはここまで溶ける必要はなく
上の写真程度のボケ方で充分だと思わない?

今度は逆に、武装を見てもらいたいとか、遠近感を強調したい場合などでよく見るパターンを。

被写界深度f8前

今度は一眼レフで先ほどの反省を踏まえ、f値を8にまで絞って被写界深度を深く取ってある。
ジャイアントバズの先端を主人公にしながら、本体がややボケて遠近感を出している。

被写界深度f2前

これを、f値を2の開放にして被写界深度を浅く取るとやはりこうなる。
ドムの描写がやはり溶け溶けにwもはや模型には向かないかな。


こんな感じで、

f値を開放にして被写界深度を浅くすると、主役をハッキリさせた写真が撮影でき、遠近感を醸し出せるが、
(あくまで模型撮影においては)センサーサイズのでかいカメラでは、少し絞ってボケを硬くするのが吉。

f値を絞って、被写界深度を深くすると全体にピントが合う、わかりやすい写真が撮れる。

ざっくり、今回はこう覚えてもらえると。

次回のカメラの話はいよいよ、多分みんなが興味のある「マクロ」の話の予定です!

テーマ:模型・プラモデル - ジャンル:趣味・実用

[2015/07/05 21:35] | 前略〜iPhoneからカメラを考え始めた模型人たちへ | トラックバック(0) | コメント(4) | page top
前略〜iPhoneからカメラを考え始めた模型人のみなさんへ(その4)
ここんとこ、模型においてのカメラの話をさせてもらってますが、
興味のない人はごめんなさいね。
おそらく週末あたりなんかは、
いつもの「徒然」でバカトークすると思いますw
あと明日は新発売の日ですので、やはりガンプラの記事をあげさせてもらう予定です^^

さて。
さっきも書いたように明日はカメラ記事がお休みなので、
カメラ選びにおける大事な要素としての、保存形式とモードについて書かせてもらいますね。

今回はかなり大事な事書きますよ!
こないだから、本文や、質問コーナーに度々出てくるRAW(ロー)って何?っていう話です。

自分が買おうと思ってる製品や、自分の持っている製品のサイトに飛んでいって、
記録形式/記録方式という部分を見てRAW(ロー)、JPG(ジェイペグ)(あるいはJPEG(ジェイペグ))と書いてあるか?
これが重要です。

ぼくが挙げた1/1.7型のセンサー以上という条件は、
コンデジにおいてはハイエンド機種に搭載されているものなので
このあたりからRAW(ロー)で保存可能だったりします。
でも、一応確認してね。

さて。

まず、普段みなさんが使ってるのはjpgの最高画質モードとか、そんな感じの
ドットの多いjpg画像を精製するモードじゃないでしょうか?
これを、設定でRAWというモードに切り替えて使って欲しいのです。

どういうことかといいますと
まずjpg(ジェイペグ)で撮影するというのは、イメージで言うとポラロイドカメラで直接写真を撮影しているような事なんですね。
なので、カメラ側で自動的に調整した絵をメモリーカード上に吐き出し、
それをそのままリサイズだけして、ブログなどにアップしてると思うんですが、

RAW(ロー)というのは、これまたイメージで言うと、フィルムに焼き付けるような画像保存法で、
フィルムなので、当然データをそのままPCに移しても見れないし、
ブログにアップしても見れません。
専用のRAW(ロー)をいわば現像するアプリが必要で、大概カメラにCDが付いてきて、
その中に入ってますのでインストールして使います。

で、

jpg(ジェイペグ)は、上記のように、すでに写真なので、「ちょっと暗すぎだから、明るくしよう」と修正すると、
無理が出て、訳の分かんないとこにノイズが出たり、細かな調整が出来なかったりと、
後からどうにかするのは不向きなんですね。

RAW.jpg
(この画面の右側のスライダーで調整してます。模型じゃなく写真メインのものなので、かなりいじってます)

ところがRAW(ロー)はフィルムで、今から印画紙をセットして、好みの状態で焼き付けますよ!ってことなので、
明るさやコントラスト、色温度や色合い、シャープネス、シャドウやハイライトと、
いろいろパラメーターを動かしてから、jpg(ジェイペグ)という名の印画紙に書き出す事ができるのです。



また調整においても、jpg(ジェイペグ)だと、
カメラの機能で、ビビッドとかコントラスト(強)とか設定して撮影ということになるので、
例えば模型の展示会で、一つ一つの作品に合わせて、ベストなセッティングを行いながら撮影など
到底不可能なわけですが、
RAW(ロー)だと、お家に帰ってからゆっくりと、
ひとつの作品に対して納得行くまで落ち着いて調整を追い込めるわけです。


それともう一つ利点が!
そもそもみんな知ってるjpg(ジェイペグ)ですが、
これは、画像における圧縮形式の一つなのは知ってた?

例えば音楽だとCDに収録されているデータはwave形式なんだけど、
それをなるべく音質を落とさずにデータサイズを約1/10にまで圧縮したのがMP3。
(実際はMPG-2(エムペグツー)というDVD形式の映像圧縮技術から音楽の圧縮技術を取り出したもの)
それの写真版で、bmp(ビットマップ)という形式を、軽いデータサイズに圧縮したのがjpg(ジェイペグ)なのです。

でね。
カメラでjpg(ジェイペグ)に書き出す時には、ざっくりと高品質(データが多いけど綺麗)か低品質(データが少なくて済むけど、汚い)くらいの設定なのですが
RAW(ロー)だとjpg(ジェイペグ)に書きだす時に、jpgの圧縮品質をかなり細かく制御できるんですね。
写真に印刷するなら、最高品質にして、
ブログに上げるなら、容量見ながらブログ開いた時に重すぎないようにデータを軽く。
でも綺麗に見えるギリギリの段階をいくつか設定を変えて変換して、確認して使うとか出来るわけです!


ちなみにかさばる兄さんが模型用に初めて買ったデジカメは1/2.3のセンサーサイズのもので、
RAW(ロー)モードがありませんでした!wいやぁ、失敗失敗w
(あくまでぼくの推奨する)綺麗な写真をデジカメ撮りたいならば、
「RAW形式で保存できる」というのは必須条件です!
ここだけははずさないようにしましょうね^^

*次回以降はローとジェイペグの読み仮名外しますね^^
今回で覚えちゃおう!w

いつもの如く赤字だけ憶えてくれるんでもかまわないんだけど、
できればRAWがどういうものか理解して欲しいので、
じっくり読んでくれると嬉しいです。
理解したいんだけど、今回の説明じゃわかりにくい!という方は、
例によってコメントくださいね。
ほかの質問も継続して受け付けてまーす!

テーマ:模型・プラモデル - ジャンル:趣味・実用

[2015/06/24 20:21] | 前略〜iPhoneからカメラを考え始めた模型人たちへ | トラックバック(0) | コメント(12) | page top
前略〜iPhoneからカメラを考え始めた模型人のみなさんへ(その3)
さて、そろそろ本文では
「一回の記事で赤い文字だけ憶えてくれりゃ」
くらいのざっくりで、
コメントでは、かなり詳細に。といった形が出来てきました^^
今回のシリーズでは、今までコメントは観てないって人も、
読んでみると、けっこうためになるかも?

ついでに、昨日の記事にiso200とiso800の撮り比べも追記。
暇があったら観てね!

ちなみに前回のコメントのレスでは、iso(感度)とSS(シャッタースピード)の
関係性をかなりわかりやすく書いてみました!
読んでみる価値アリアリですよんw


さて。
今日は、前回予告した焦点距離の話。
よくカメラの広告とかに書いてる28mmだとか200mmだとかそういうやつ。

カメラの世界では、この焦点距離というのは画角を指します。
例えばさ、カラオケルームとかで皆と盛り上がっちゃって、
「写真撮ろうぜ!」ってなった時、部屋が狭いからカメラ持った人が、
後ろに下がるにも限度があるじゃない?
その時に「画角」が広いと、端っこまで全員写せて、
「画角」が狭いとみんなが入りきらない。

ざっくりとカメラから扇状に広がる「撮影範囲」と考えてもらえれば。

で。
基本的に数字のちっこい方が、角度が広い!でっかい方が角度が狭い!です。


28mm.jpg
(28mmでの撮影。本当はもう少し寄れるんですが、後述の110mmと同じとこから撮影するために離れてます)
まずは広角側。(ここでは歪みの出にくい28mmを上限とします。)
広い範囲が映せる。
近くの物をとった場合、遠近感を強調して映せる
写ってるもの全体に手前から奥までピントが合いやすい。
(被写界深度(ひしゃかいしんど)が深い)
バズーカの先も本体もピントが合ってる。

110mm.jpg
(先ほどと同じ位置から110mmでの撮影。範囲は狭くなるけど、被写体を大きく引き寄せてる)

次は望遠側(ここではざっくり110mmくらいまでで充分と思ってます)
写せる範囲は狭いが、遠くのものを大きく引き寄せて写すことができます。
そのかわり、前後の距離感を圧縮するので、遠近感が貧弱になります。
等間隔の手すりとか撮り比べると、望遠レンズだと前後の間隔がものすごい密になって写ります。
また被写界深度(ひしゃかいしんど)が浅く、手前のものだけにピントをあわせて
背景をぼかすといった芸当が得意。
本体にピントが合ってるけど、バズーカはボケ(前ボケ)てるでしょ。


で、実際、21mm以下の超広角とかフィッシュアイとか言われる画角から、
400mm以上の超望遠と呼ばれるものまでいろいろありますが、
ガンプラでは28mm〜110mmまでの間くらいの画角で充分だと思います。
ガンプラは、自分で好きな距離に近づけるからね。
110mm写真みてもらえれば、この大きさで撮れれば充分でしょ?
単焦点(ズームのないレンズ)で35〜60mmあたりでもいいと思います。
28mmの単焦点も使えてるけど、ベストとは思えないw
ズームでも28mm始まりで150mm(ざっくり5.5倍ズーム)もあれば充分です。
まぁ、読むの面倒なら上で赤く書いたトコだけ読んでくれればOKなんだけど、
今回はもうひとつ説明しておくね。

この焦点距離の表示には二種類あって、
例えば質問してくれたしんごaikoさんのP7800というカメラで言うと
6mm〜42.8mmというズームレンズなんだけど、
よく「35mm換算」っていう文字を見ない?
実際にはこっちの数値で、レンズの種類を確認する
んですよ(ややこしいね)
この場合、28mm〜200mmの焦点距離を持つ7.1倍ズームレンズとなります!
なんにでも使える万能レンズですね!

では解説。
この焦点距離は、センサーの大きさで画角が変わってしまって、
おのおのの焦点距離で表記すると、どんなレンズなのかわかんなくなるんですね。
なので、APS-Cサイズのさらに上。
一眼レフの上位機種に搭載されているフルサイズと呼ばれる、
35mmフィルムと同じ大きさのセンサーを基準にした数値も表記してるわけなんです。
統一規格というか。
なので、例えばAPS-Cセンサーだと数字に1.5を掛けた数字が35mm換算の焦点距離になります。
(18mm=27mm)
同じくP7800に搭載されている1/1.7センサーだとAPS-Cより小さいので、係数も大きくなり、4.6掛けて
6mm=約28mmとなるわけです。

一応意味は説明したけど、35mm換算と書かれた焦点距離だけ見りゃ大丈夫!ってことでw(ざっくりw)


ついでなんで、ちょっとズームの話もしておこう!
よく10.5倍ズーム!とかすごい数字のズームレンズあるじゃない?
ぼく、はじめてズーム機能のついたデジカメを買った時、まさに10.5倍ズームでさ、
被写体が10.5倍の大きさに写ると勘違いしてたんだよね!(恥)

この◯倍という表記は、焦点距離が◯倍という話で、
こんだけもありゃ充分と話した28mm〜150mmだと
150÷28で5.35倍。ざっくりと5.3倍ズーム。
P7800で言うと28mm〜200mmだから
200÷28で7.14で7.1倍ズームとなります。
被写体が7.1倍に写るという意味ではないのでよろしく!

まぁ、これ実際、売る側もミスリード狙ってる気がするよねw

あ、書き忘れたんで追記。
ズームは光学ズームだけ気にしてください。
デジタルズームは、データを倍加させてるだけなので、なんの意味もありませんw

テーマ:模型・プラモデル - ジャンル:趣味・実用

[2015/06/23 19:11] | 前略〜iPhoneからカメラを考え始めた模型人たちへ | トラックバック(0) | コメント(12) | page top
前略〜iPhoneからカメラを考え始めた模型人のみなさんへ)(その2)
さっそく初日からいい手応えをいただきまして、
ありがとうございます!
これで、カメラの話を続けても大丈夫!って思えたんで一安心です。

さて、昨日はカメラの心臓部、センサー(サイズ)の話をさせてもらいました。

本当ならばセンサーの感度、iso(イソ)の話になるんですが、ぼくはあまり重視しません。
新しければ新しいほど、高ければ高いほど性能が良くなりますが、
感度を上げなければ良いだけ(ノイズを載せないため)の話と割り切ってます。
もちろん、高感度が強い製品だと、夜景を手撮りできる、isoを上げてもノイズが目立たないのでSS(シャッタースピード)が稼げるなどメリットも多いですが、買うときの絶対的指標にはなりえないと思ってますので省きます。
それに、明るいレンズを付けることや、三脚で撮影することによってもフォローできますしね。
また質問があったり、機会があれば。

iso200.jpg

iso800.jpg
ちなみに撮り比べ。iso200とiso800を並べてみましたが、
どちらがどっちかわかります?

というくらい、640X480ではわかりにくいと思います。
想像以上にわからなくて、ぼくも驚いたw
今度から手撮りの時はisoを上げたやつも撮っておこうw
(答え上がiso200 下がiso800)

ちなみに、カキコミくれた、しんごaikoさんのP7800はiso6400ですね。
調べてみましたが、夜景では800くらいまで感度を上げて使っても大丈夫そうな感じですね。
プラモを撮るには充分だと思います^^
ちなみに、こないだ2枚だけ撮影したキュベレイに使ったカメラなんてiso400から、
もう使いものにならない、昼間のスナップ写真ですら油断するとブレてしまうカメラですが、
三脚で撮影すれば大丈夫!綺麗に写ってるでしょ?
プラモで撮影に限定した話で言うと、
「まったく気にしないでいい」が、ぼくの結論です^^

次に「画素」これもざっくり言うと、
今は一時期のなんでもかんでも高画素という売り方は鳴りを潜め、
センサーの大きさに対して「無理のない画素数」に落ち着いている。
なので、これもまったく気にしないでOKです。
「こっちの方が画素多いからこっちにする!」とか
そんな選び方はしなくていいからね。

感度と画素の話をさくっとすっとばし、
本日は第二の心臓部と言える、レンズの話をしたいと思います。


レンズはまず、
交換式と固定式があって、
交換式というのは、一眼レフやマイクロフォーサースなどのミラーレス一眼と呼ばれる、カメラに取り付けることができるレンズの事をいいます。
レンズにそれぞれの性格を持たしてあって、取り付けたレンズの内容によってカメラの使い方が決まるというものです。
ただし、基本的にNikonのものはNikonのカメラ。CanonのものはCanonのカメラにしか装着できないようになってます。(正確には抜け道アリだけどここでは省きます)

ストライクガンダムにエールストライカーユニットをつけると空を飛べるようになり、
ランチャーユニットをつけると、長距離支援型になりますよね?
あんな感じで一眼レフなどは、望遠レンズをつければ、遠くのものを引き寄せるように撮影でき、
マクロレンズをつければ、接写できる(とりあえずこう書くけれど)という感じ。
ズームレンズは、広い角度から、狭い角度だけど、遠くのものまで映せる代わりに、
それぞれの専門のレンズには画質面では勝てない器用貧乏な感じ。

固定式は、文字通りレンズの着脱は不可能な代物。
その変わり脱着の為の部品と、規格にとらわれないのでコンパクトなカメラ作りが可能。
変えられないを逆手にとって、変えれない代わりに装着されているレンズだけに特化したカメラ作りで一眼を凌駕するコンパクトカメラもあります。超異端ですが。
基本的にコンデジに装着されてるものと言って差し支えないでしょう。


*レンズに書いてある数字の見方。

*AFとかMF。
アナ◯ファ◯クとかマザ◯ファッ◯ーの略ではなく、(◯イクさん、Fin◯さん違いますよ!w)
オートフォーカスとマニュアルフォーカス。
ピントを手動で合わせるか自動で合わせるかって話。
最近視力が落ちてきたんで、自動がいいw

今は基本的にオートが付いてきます。
ハイエンドコンデジあたりから上位のものには、マニュアルフォーカス「も」ついてきたりします。
MFのみというのは趣味的な交換式レンズでしかお目にかかれない。(一個持ってるけど楽しいよw)

*f1,8とかf2.8とか
これはf値(えふち)と呼ばれるもので、レンズの明るさを示す数字です。
数字が少ないほうが明るいです。
ズーム機能の付いたレンズにf2.8~f5.6って書いてたら、
一番広角側(横に広く写る)がf2,8の明るさで、
一番望遠端(ズームして物が大きく写るように引き寄せる)までズームすると、
f5.6の明るさまで暗くなりますよって事。

これもざっくりと結論だけ憶えてもらうと、明るければ、明るいほど良いレンズと考えてくれていいです。
(厳密には設計的に無理がなければの話ですが)
なんで明るいといいのかはいずれ、もう少し深く説明しますね^^


今日は、とにかくf値(エフチ)が低いほうがいいレンズらしいよ?
くらいに憶えて帰ってもらえれば^^


次回はレンズその2。
焦点距離の話をさせてもらおうと思ってます。




*ここからは質問コーナー(コメント)の補足
urahana3からの暗部のディテールを見えるようにしたいという話。

まずは画像の保存形式をjpgではなくRAWモードで撮影。
(いずれ説明します)
カメラ付属のアプリで、読み込んで「編集」します。

柳田国男B

民俗学で有名な柳田國男の「日本一小さい家」と呼ばれる生家の写真。
これはこのままでもOKな写真なんですが、
ちょうど暗部があるので、暗部を引き上げるサンプルにしてみます。

この写真では、室内をわかりやすいように「露出」(明るさ)を決めると、
左側の差し込む光が明るくなりすぎて、
「白飛び」という、白に何もかもが塗りつぶされてしまう現象が起こります。

*(この写真では)少しくらい白色に飛んでも構わないと判断したので、
こういう明るさで撮影してますが、
実際は明るい方が塗り潰されないように優先して撮る事をおすすめします。
光で白くなった写真は、露出を落としてもただの真っ白でしかないのですが、
暗部は一見真っ黒でも実はカメラはちゃんと映してて、露出を上げていったら、
ノイズが乗ってくるものの、ディテールが見えて来ますんで。


これを、さきほどの編集で、
アプリによって呼び方が違うかも知れませんが、
「ハイライト」で「明るい部分を中心に露出(明るさ)を落とし、(左側を見比べてね)
「シャドウ」で「暗い部分を中心に露出(明るさ)を上げてあげるわけです。(室内を見比べてね)


柳田国男A

光と闇(厨二っぽいw)が混在する写真などに、特に有効な調整です。
どちらもやり過ぎると、こないだの記事みたいに、
輪郭のまわりに「もや」のようなものが発生するので
やり過ぎには注意。
なので、左側は木の又になったあたりの葉っぱを見たら、ちょっと違うなって分かる程度で止めてます。

柳田国男C

<やり過ぎの例>
左側も全部良くわかるようにして、室内ももっと見えるようにしたら、
すごい嘘臭くなっちゃったw
光と影の混在もなにもないって感じでしょ?w


まずは、普通に露出(明るさ)を変えてみて、それで明るい方も暗い方も破綻しないなら、
露出での調整だけでOKです。

あとurahana3は料理の写真もよく撮られてるので、
そちらも、RAWで、カメラ側でのコントラスト調整とか無しで撮影して

スイスのハンバーグB

店内って大概、暗かったりして思うような写真にならないよね。

スイスのハンバーグ

んで、あとで記憶を頼りにコントラストやら彩度やらを、ゆっくり落ち着いて調整するわけです。
美味しそうに見えるっしょ?^^


各調整の効果やコツみたいなものも、
いずれ記事の中で書きますね^^

では!質問の方もコメントで受け付けてまーす!

テーマ:模型・プラモデル - ジャンル:趣味・実用

[2015/06/22 19:27] | 前略〜iPhoneからカメラを考え始めた模型人たちへ | トラックバック(0) | コメント(15) | page top
<<前のページ | ホーム | 次のページ>>