SDヘイズル改 製作日記(その7.5)大河原曲げ解明編。
この週末は色々あったので、書く寝ネタが満載なのだが、
日曜日は疲れきってて、ひたすら惰眠を貪ってましたw

あと、右肩が枕として使いすぎたのか、水平以上に上げる時だけではなく、
真っすぐ立ってても痛くなってきた。
これが四十肩を超えた四十肩。
スーパー四十肩2というやつか。知らんけどw


さて、まずは前回の大河原曲げあるいはガワラ曲げ、ガワラヒジの種明かしを。

まず、前回のように検討した結果、
初めからキットに採用されているABSフレームが、全てにおいてギリギリ過ぎるのと
ヘイズル独特のトライ・ブースターモードの時に、設定通り肩口のバーを掴める動きが出来るように、
二重関節が採用されているんだが、どうにも関節の露出部分が長い。
前腕も切ることが出来ないくらいミッシリなのも、肩コア部分をハトメ接続なのも、
全てこのフレームに起因するので、あっけなくオミット。
関節部を引き抜いて、不採用とした。


SDヘイズル改41
<構造。シールドの接続は磁石に切り替えた。>


キットと同じく、二重関節のアフターパーツを採用し、関節自体が外に見えている部分を大幅に短縮。
上腕、下腕の間に横から見た時の関節が見えなくなった。(実質的な短縮)

下腕の、側面に3mmの穴を開け、そこに横軸付きのポリキャップをハメる。
プラの厚みの半分が穴に入るようにして、3mmプラ棒で蓋をして成形したり、
ポリキャップが瞬間接着剤でくっつかないのを利用して、瞬間接着剤で埋めても可動を妨げないので、
どちらかの方策で穴を埋めることにする。

また、肩のコアパーツも、ハトメ部分を拡幅して5mmの穴に徐々に広げてゆき、
内径3mmのパイプを埋め込んで、新設した関節を差し込み関節として脱着できるようにした。

(この段階ではバランスの様子見なので、下腕は詰めてません。今後詰めときます)


SDヘイズル改30

まず、この形で、
ここまで、キットと同じく、この方向に同じだけヒジが可動するわけです。
(密着度はアップ^^)

次にガワラ曲げなんですが、
大方の皆さんの予想通り、まず下腕の受けポリキャップに対して下腕を90度横に回します。
尚、キットより細身になった関節フレームではありますが、回転させやすいように、
角を面取りしてあります。(推奨)
ですが、その前に。

上記のようにすると、ヒジを横にした状態での可動ができる方向に関節の向きが変化するわけですが、
上腕の切り欠きのある方向が、内側のままなので、ガワラ曲げと言うのは齟齬が生じます。
SDヘイズル改36
<普段、こうなっている上腕も>


SDヘイズル改37
<こういう風に方向を差し替えるわけです。>


そしてここでコロンブスの卵。(その1)
先ほどの脱着可能になった、肩パーツを一度引き抜き、スライドしてはめ込んでいる上腕パーツも
下腕と同じ方向に切り欠きが来る方向に、90度変えてからスライドしてはめ直します。
(差し替え変形のような卑怯さw)


SDヘイズル改38
<後述の為に関節を引き出してます。本当はもうちょい関節は深く下腕に入り込みます>

すると上腕、下腕共に90度動いた、いや、
言い変えるならば、「関節だけが90度、向きが変わった」というわけなんですね。

で、これでガワラ曲げが出来るか?というと、そうでもないんですよね。

何故かと言うと、本来肘の内側の曲がるべき方向の装甲を見てもらえればわかるのですが、
ヒジ関節が曲がって移動するスペースを、「切り欠き」としてデザインの中に用意されているわけなんですね。
ところが、ヒジを横にした場合、正面方向に切り欠きが無いので、
関節は動きたくても装甲に阻まれて動けないわけなんです。

そこで、下腕に仕込んだポリキャップの受けに差し込んでいる縦軸の肘関節なんですが、
これを下腕スペースの許す限りの長さに保持しておくわけです。
そして、さっきの写真みたいに可動させたい時に引っ張りだして、上腕、下腕の装甲の中ではなく、
何もない外側に関節を持ってくることが出来て、関節が機能するようになるわけです。

SDヘイズル改39

<下腕の中で、肘関節の軸が伸びてるのがわかると思います。>


これが、今回のガワラ曲げの全容です。
上腕を引っこ抜いて、方向を変えて差し込みなおすという、
ウルトラC(死語)の裏ワザ(発想の柔軟さと言ってもらいたいw)なのです。

これって「キットの方向のヒジがまずありき」という考え方での書式で書いてるんですが、

ふと思ったのは、ガワラ曲げの格好良さとか考えると、むしろこっちが普段のあるべき姿で、
腕を180度曲げたい時だけ、上腕をはめ込みなおすという、
(上腕の方向と下腕の方向の関係性を気にしないのであれば、はめ込みなおす必要すら無く180度曲がる)
ガワラ曲げVS普通のヒジのスタンダートは、むしろガワラ曲げこそスタンダートであると考えるべきとも(少なくとも今回は)思った。
この考えこそが「コロンブスの卵」(その2)なわけだ。


SDヘイズル改40

ちなみに、下腕の受けもポリキャップを内部に固定埋め込みにせずに、
横軸付きのポリキャップで可動を残しているので、
実はこの写真くらいまでは、ガワラモードでも曲がる。
(写真の様にヒジでねじったり、横にずらしたりもできる。
もちろん、もう一度下腕を捻り返せば、180度曲がる)

SDヘイズル改34

<おかげでこの写真のように「縦に動きつつ、横」も可能になってます^^>

普段、わりとみんな、太ももの横ロールとかは手をいれるけれども、
案外、腕の方はそのままに作ってるケースが多いと思います。
ちょっと手を加えてあげると、ポージングや表情がガラっと変わるので、
このやり方が有効だ!と思える状況の時にでも、試してみてやってください^^
動かすのが楽しくなるよ!

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テーマ:模型・プラモデル・フィギュア製作日記 - ジャンル:趣味・実用

[2015/09/07 20:00] | SDヘイズル改 | トラックバック(0) | コメント(8) | page top
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コメント
かさばる兄さん、おはようございます!!

ガワラ曲げ回答編、スマホで5往復位してしまいました(汗)ポイントは上腕も向きを変えるのと、引き出し機構が組み込まれているところですね!勉強させていただきました。

肩関節は色々な作例で改修されていますが、ヒジ周りの改修はあんまり無いですね。この記事を参考にしてグリンクにも取り入れたい・・ってヒジがありませんでした(泣)

[2015/09/08 09:16] URL | かめしん #- [ 編集 ] | page top
こんばんは~。

なるほどぉ!やはり関節パーツが回転してたんですね!
でも差し換え式になってるところまでは分かりませんでした!
(^-^;

前回記事の写真を見たとき、関節パーツに装甲パーツがぴったりフィットしてたので、どうやって回転してるんだろう?と思っていました!
なるほどですね~!差し換え式にすることで、余計なクリアランスを儲けなくて良くなるし、ナイスなアイディアだと思います!
(°▽°)グレートォ!!

下腕側のポリキャップも可動するので更にポージングが豊かになりますね!
これからは、かさばる兄さんのことを関節マイスターと呼ばせて頂きます!
( ☆∀☆)カンセツマイスター!!
[2015/09/08 18:27] URL | ぷらっちっく #z1uogJ6Q [ 編集 ] | page top
かめしんさん、こんばんは!

MGの様にスペースの余裕があれば、上腕にも回転軸を組み込めるんだけど、
下腕にしか回転軸を組めず、上腕の方向を90度変える方法がなかなか思いつかず、
「抜いてはめ込み直せばいいじゃん」に、なかなか至れなくて、けっこう困ったんだよねw

とにかくスペースのなさに泣かされましたw
ガワラヒジではあるけど、大河原デザインのオモロイドに適用できないとはなんたる皮肉w

ちなみに今は顔面とか、サイドスリットの内側の何もないトコに覗きこんだ時のための内壁を作ったり、
眉間が縦に長いのが、横から見た時、生理的に受け付けないのでそのへんも改修中。
おもったより大工事になってあれ?って首をヒネってるとこですw

お互いがんばりましょう!


[2015/09/08 21:48] URL | かさばる兄さん(かさ兄) #- [ 編集 ] | page top
ぷらっちっくさん、こんばんは!
種明かししてしまうとなんてことない感じですけど、
そこに至る柔軟さを持てるか?という感じでしたね。
引き出し関節もうまく長さが間に合ったんでよかったです^^

関節は「よく動く」」が目的ではなく「っっこいいポーズが出来る」のが目的なので、
最終的に取らせたいポーズあら逆算して、関節を考えるのもいいですよね^^

関節マイスターは褒めすぎw

とりあえず、アイディアは詰め込みまくりますよ!
 
うまくいけばですが、けっこうみんなやりたい!って思ってるんじゃないかな?と思えるディテを、
またもやかさばる兄さんらしい、おバカな方法で再現予定。
もちろんやってみてうまくいけばですが、そちらもお楽しみにw

あ、そういやシールド磁石にしてみたんですが、

シールドと腕の磁石の保持力<シールドブースターの重さ

となりまして、シールドが外れはしないんですが、意図せずくるっと回ってしまう。
残念ながらキットの構造に戻すことになりそう。
ヘイズルは上からスライド差し込み方式なので、方向次第でポロリと抜けるんで、
そこもなんとか一工夫するつもりではあります。

うぉおお忙しいいいい;;
[2015/09/08 21:57] URL | かさばる兄さん(かさ兄) #- [ 編集 ] | page top
おはようございます。(^^)/

いや、なるほどねぇ!
僕ってば、そもそも関節部分の改修自体が未経験なんですが、「かっこいいポーズを取らせるため」の改修!
これは、正にその通りですね。
そこから逆算して・・は、それこそ目からウロコでした。
これからの作製に活かして行こ〜っとヽ(´ー`)ノ
[2015/09/09 07:20] URL | とみさぶろう #Cv2s2L.A [ 編集 ] | page top
とみさぶろうさん、こんばんは!
基本的に今のMGあたりは関節もよく動くし、フレーム化してて、
関節にはおいそれと手を出せない感じですよね。
まさに必要ゆえの話なんで、1/144や旧キットなどに挑戦する時があれば、
いろいろ試してみても楽しいかもです^^

あるいはオリジナルウエポンとかに、関節埋め込むのも楽しいかもですよん^^



[2015/09/09 22:05] URL | かさばる兄さん(かさ兄) #- [ 編集 ] | page top
お邪魔します!

やっぱりガワラひじだけで随分と動きが変わるもんですね!
抜いて角度を変えて指し直す、同じことを考えてましたよw

SDでもリアルな動きを求めると一気にカッコよくなると思います。
「こだわりは正義!」ですね。
[2015/09/10 23:41] URL | すー    #eV5BA0Ic [ 編集 ] | page top
すーさん、こんばんは!
そっちでも書いたけど、ちょうど同じタイミングでガワラ曲げやってて驚いたw
関節を回転させる発想は同じだけど、まさか本来のキットの関節断面を円形に丸めてくるとは!
その発想はなかった!(ぼくのは少しこぶりなアフターパーツ+面取り)

SDは窮屈だからこそ、動かしてやりたい!って気になりますね。
ほんと、こだわりは正義!です^^
それこそが模型の楽しみですもんね!


[2015/09/11 19:13] URL | かさばる兄さん(かさ兄) #- [ 編集 ] | page top
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