戦鬼合体!サウザンガー!(その2)
グレート・オールド・ワンと呼ばれる、
この50メートルはあろうかという、巨躯の人形に見えないでもない巨体が某研究所の10km先に迫っている。
その歩みは、家屋や逃げ惑う人々をを踏みつぶし、口状の穴から滴り落ちる粘性の液体は、ありとあらゆる構造物を溶かした。

一番始めに現場に到着したのは、1号機パイロットにしてリーダー、一文字正義。
デルタ翼の赤く塗られた機体が上空より、20mmバルカンをGOO(グレート・オールド・ワンのこと。打つのめんどいから略す)に浴びせる。

ぬらぬらと体表を覆いつくしている微細な触手のいくつかが、名状しがたい粘液をまき散らしながら飛散する。しかし次の瞬間には新たな芽が息吹き、さきほどまであった触手と寸分違わぬものを再生し始めるのだった。

「これは、聞きしに勝る再生能力だぜ・・・博士!」


「うむ。こちらでもモニターしていた。
ヤツの再生能力は強力だ。こちらではカイワレ大根の再生能力の100万倍と試算している。これをなんとかするには再生能力を超える攻撃を当てるほかはない。サウザンガー合体を許可する!」

「そうこなくっちゃ!戻って来たら肉に巻いてカイワレ大根に恨みをはらさせてもらうぜ!
そんなことより、みんな、いくぞ!Let`s-UNION!」


上空に光をまといながら垂直飛行をはじめる1号機に、2号機、3号機が金属質の打撃音をまわりに響かせながらつぎつぎと合体していき、その体積を増してゆく。
くっつき、貫通し、回転し、さまざまなシークエンスを見せる。

かれこれ500機が超えたころ、222号機搭乗者:影氷真空から一文字正義に緊急コール。

「どうした222号機!何かあったのか?」

「フッ・・・俺はまだアンタをリーダーと認めたわけじゃないぜ・・・」

「ええい、今はそんなこと言ってる場合か!後にしろ後に!」

さらに606号機搭乗者:大和川まひるより緊急入電。

「リーダー!大変です!605号機の田中さんがまだ来ていません!」

「な、なんだと?・・・博士!」

「うむ。彼は今日有給休暇をとっていたのだ。むろん要請の連絡はすでに通達してある。ほどなく現場に着くだろう。」

「わかりました博士・・・よし、606号機以降に通達。現時点をもって、合体シークエンスを二つに分ける!
606号機の大和川を先頭に、残りは合体を開始せよ。我らは604号機まで合体が完了した段階で、GOOに空中戦を仕掛ける!605号機が現場に到着次第、ファイナルシークエンスを完了させて敵を一気に殲滅させる!」
「了解!」
「ラジャー!」
「俺はまだアンタをりーd(以下略)

<つづく>

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[2014/11/02 14:00] | 戦鬼(1000機)合体!サウザンガー! | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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