私の上を通り過ぎていったプラモたち(その1)
妹に言われて気がついたが、今日は15夜お月様ですね。
めずらしく大阪では雲もなくクッキリと見えます。
この後でお団子片手にもしゃもしゃ食いながらお散歩しようかなと思ってます。


さて!ここからが本編。
この「私の上を〜」という新カテゴリーは、今までぼくが作った事のあるプラモデルを、ネットで拾える完成写真程度の添え物でひたすら語っていくという企画。
自作してるのに、完成写真がないという新しいシリーズですw(読みごたえに疑問がw)

ポジティブにオススメだった作品だけを発信するだけではなく、イテテとなったようなものも記憶を辿って書いていこうかなと思ってます。

「懐プラ」と呼ばれるほぼ「若人禁制」なシリーズでまったくわかんねぇwという人も多いと思います。
そんな方でもリサイクルショップ等で、昔のプラモ見かけたんだけど・・・?という時の参考にでもなればと思ってるので楽しんでいってくださいね^^

では栄えある1箱目!
BANDAI HGEX 1/60 ゴッドガンダム ¥3000 (1994) 

あまり古すぎもなく、けっこう興味あったけど組んだことがない、かつ一発目なので名作を紹介したい・・・そしてなにより実は先週、「イングラムを買いに行ったら何故かこれ買ってた!衝動買いとかそんなチャチなもんじゃねぇ!もっと恐ろしいものの片鱗を味わった気分だぜ・・・」なので選んでみました。

GガンダムBOX

以前にも実は組んだ事あるのにまた買ってしまったというほどの秀作キット。

1/100とそんなに部品点数はかわらない感じ。組みやすくておすすめ。

またプレイバリューも高く、記憶ではおそらくはじめての全指関節可動が仕込まれ、胸部のマルチプライヤーユニットは1/100と違い差し替え無しで開き、あまつさえキング・オブ・ハートの紋章まで光り、首の横のマシンガンの開閉、ふくらはぎ裏のスラスターの開閉、コアランダーの合体変形とてんこもり。

武器もゴッドスラッシュがついてくる他、爆熱ゴッドフィンガー用の灼熱化した流体金属をイメージしたクリア素材の手首も付属します。(さすがに指は動きませんが)

これで¥3000はスゴイ!ご時世もあるのでしょうが、今なら¥7000近くのプライスが設定されるレベルじゃないでしょうか?もちろん部品点数も増えてさらいすごいことにはなると思いますが。

Gガンダム60

ででーん。
こんな感じで大迫力。設定身長の関係でガンダムよりは若干小さいですが、写真の様に背面の磁気フィールド発生機(兼コアランダーのウイング)を開くと堂々たるものです。

肘や膝には2重関節が積極的に導入されてぐりぐりと動きます。何より指が動くと、本当に表情豊かになっていろんな構えを取るのが楽しくて仕方がない。最高!

外観的な話をすると、ぼくの思うに、この1/60までが「MF」としてメカニックを作ってるんだというスタンスの最後のキットであり、これ以降(MGは特に)BANDAIはこの商品はメカニックよりキャラクターモデルとして開発するべきなんだという方向にシフト。だがMGはまだBANDAIにその蓄積がなく中途半端なものになり、HGFCでもう少しだけメカニックに寄せて着地しているのが見てとれます。
スタイリッシュになっているのはわかりますが、重量感がイスカンダルの彼方目指して旅立ってるのが非常に残念ではあります。両立は難しいのだろうなぁ。


Ggundum.jpg
そしてコレ!
プラモデルではないけれど以前紹介したロボット魂のGガンダムは完成品なのをいいことに「これでもか」とキャラクターに寄せています。その結果すばらしくかっこいいゴッドガンダムが爆誕していますね。
(9/20くらいの発売で欲しかったが、1/60買っちゃったのでさすがに買うの控えるつもり)

で、メカメカしくどっしりとした重量感を求めるなら1/60がオススメという話ですw
MFのシリーズはモールドとかほとんど排除されてるんじゃないかな。


さて。
ここまで良い事づくめな話してますが、ここからは少し気になった部分などをつついていきます。

まず外観。
この時代の1/60や1/100に顕著なのですが(WとかXもね)ものすごい数のモールドが入ってる。
リアル=パネルラインの多さという嗜好だったのか、単に「面が保たない」と思って入れてくれたのかはわからないですが、かなり過剰であり、今の目で見ると「うるさい」と言っても過言ではないでしょう。

指の関節、特に手のひらとの接合部のボール関節があまり保たない。
壊れたらおとなしく部品請求かけましょう。もう20年経ってる商品なのであるかどうかはわかりませんが。

そして可動。
先ほど書いた肘や膝は良いのですが、腰がどうにも動かないのです。
腰の赤の部分から胸にかけてなんと単5電池のボックスが縦に鎮座しており、腰の前後スイングの関節を仕込む事を阻害。
かっこいいポーズって腰の前後可動と肩の開きなどによる重心の在り方だと思うのでここは非常に残念。
また受け側の腰部もアーマーでギッシリ囲ってしまって「遊び」をあまり取っていないので回転もほぼ動かない仕様なのです。
助かるのは股関節の範囲の広さで、股関節で横にひねりまくって、頭の方向で調整してやれば波動拳の溜めポーズっぽいのはなんとか再現できてしまうので、ギリギリ納得できるのではありますが。

あと足首も横方向の接地はあまり期待できない。アンクルアーマーが邪魔して足を開くと足首の外側が浮いてしまう構造だった記憶。惜しい。

そしてもっとも気になるのは太ももの付け根から前への可動が45度もない事。前にあんまり動かない。
要因はすべてふんどしアーマーで、青色部分まで含む長さが半端なく、しかも取り付け部分の可動範囲が極端に狭く、フンドシアーマーの可動角度に太ももが超、翻弄されている感じ。
なんでこんなに長いの?と思って調べてみた。

Gガンダム設定

ああ、ホンマに長いわ。上の完成写真と較べたら正直に再現したんだなと泣ける。
動かないのは百も承知だが、君たちは画面通りのゴッドガンダムが欲しいんだろ?ぼくらはあえてその方向で作ったんだよ!と開発陣の心の叫びが聴こえたような気がしました。

MGGOD.jpg

だが、先ほども言ったキャラクター性に振ったMGはティンコケースとふんどしアーマー先端部がほぼ同じに変更してなんとか可動を確保しようとかなり変えてきてますね。

だが、後にそこの長さよりも、やはり取り付け部分の可動角度と強度の両立こそが問題だ!と気づいたのか、HGFCや先ほどのロボット魂では再び青の部分の長さが伸びていて、BANDAIの苦悩の歴史が看て取れます、

HGFCゴッド

HGFCね。青の長さが少し戻ってるでしょ?青を少し延ばすとともに、白の部分も少し短くしてる。芸が細かいBANDAIさん^^

ぼくも今回組む時は、この部分が一番の悩みどころと思っています。

いろいろ書きましたが、ぼく自身は大満足なキットであり、今でもみなさんにおすすめできるキットであります。でかいけど安いし、見かけたら一度組んでみては如何でしょうか?

・・・一発目というのもあって気合いは入りすぎて長くなりすぎてしまったw
次回以降はもうちょい短いとは思いますw
最後までおつきあいくださり、ありがとうございました^^
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テーマ:模型・プラモデル - ジャンル:趣味・実用

[2014/09/08 20:41] | 私の上を通り過ぎていったプラモたち | トラックバック(0) | コメント(2) | page top
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コメント
 私もGガンダムは好きです。それにしても1/60には設定にはないオリジナルモールドがあったのですね。
 1/100ガンダムXシリーズは非常にモールドが多い事を知っていましたが、すでにGガンダムの頃から採用されていたとは。モールドを多くする事で情報量を多くするというのがありましたね。MG第一作のガンダムにも採用されていますが、イメージと異なった為かVer1.5では削られ、Ver2.0では皆無になり、Ver3.0ではモールドが復活。歴史は繰り返されるのですね。
 それにしても同じGガンダムというキャラでありながら、それぞれにデザインが異なり関節が進化し、努力を続けて新たな商品としていくのが凄い。
 私は未だに1/60を組んだことがなく、一度はそのボリュームを体感してみたいです。
[2014/09/09 21:23] URL | kou #- [ 編集 ] | page top
kouさんこんばんは^^
そうなんですよね。とりあえずモールド!って感じの時期だったと思います。
時期がずれてるかも知れませんが、雑誌の作例も波佐元デティールとか、ゴチャっとさせるのが流行ってた時期だったような気がします。

今はパネルラインで実際に分割するのが流行ってますね。PG発売しはじめた時におまけで付けていたDVD、ガンダムEVOLVEのデザインアレンジをモデラーがこぞって作り、それを受けてユニコーンガンダムや最近のサザビーVer.Kaとかでメーカーもやり始めた格好でしょうか。
(装甲面においての流行で言うとね)

1/60は「実際にでかい」がもたらす重量感が楽しいですよ。もしも安く見かけたなら、このGガンダムはおすすめです。腰の電池オミットして関節仕込むとかね。
もしも金銭的に余裕あるならば一度はPGを組むのもおすすめです。
作りながら、こうなってるのか!と途中まで自分がどの部分作ってるのかわからないくらい複雑で面白いですよー
[2014/09/09 23:04] URL | かさばる兄さん #- [ 編集 ] | page top
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