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S字立ち!1/100 ドラグナーを好みのアプローチで作る。(その6)
KCFやらなんやらがあって、
とりあえずドラグナーさんの作業再開。
今回足首カバー固定にしようと思ってて、見栄えの良い角度でくっつけてみたら、
ちょっと後ろに重心が行ってギリギリな感じ。
KCFでは念のためにかかとに1mmのプラ板を敷いてましたw

まぁ足首が前に曲がるのを足首カバーが阻害した形なんですが、
じゃどんくらいの角度だとS字立ちが成立するのかとやってみたら、
すんげー足首が前に向かって急角度に。
リフターつけたらさらに前に傾けないといかんのだが、これはひどい。

なんでこんなことになってるのか?と考えてみたら、
これって、ぼくが「S字立ち」を理解してなかったことによる弊害だと結論づけました。

もちろん今までもS字立ちはやってきたのですが、
「程度」と「もうひとつの理由」で顕著になってなかったんですね。
今回は太ももにセクシャルポイントを感じてるので、
突き出す量を多めにしたんであらわになった、と。

そもそもS字立ちに必要なバランス加工って、

首自体を後退、ないし頭部可動軸を後退加工。
顎を引いてややうつむき加減に。

ウエストを前に少し楔状に折り
腰軸を逆に後ろに折ってSの字を作る。

胸の底面と腰の天面とは最低平行。
ケレン味を出すなら少し胸が前に折れてもいいくらい。

以前はここまでやってたのですが、
実際ポーズを取ると、お尻が平行ではなく後ろに下がっちゃうんですよね。

なんでだ?
と、以前はその理由がわからなかったのですが、
LEDミラージュで股関節軸を前にオフセットした事によって理解できました。

軸改造無しで股関節を前に送ろうとするがために、斜めに突き出す格好になり、
相対的にお尻が下がってると気づきました。

んで、今回もそこまでやってるのですが、
実は、まだS字加工には最後のヤマがあったのです。

ひとつは、毎回やってるので気になってないんですが、
肩軸の位置、あるいは肩軸を開いて、上から見てやや後方に腕を持ってくる。
まぁS字関係なく、かっこいいポーズとるのに必要な措置なので、
こちらは割とみんな、無意識にクリアしてると思うのですが、

もう一個。
これこそが今回の足首の話。
前に出た股間軸のせいで、後方に脚部を引いていくと、
Z字になるので、
足首を設置すると、相当負角に曲げないと
脚部の「反り」とも言うべきラインを吸収できないんですよね。

これ、LEDミラージュみたいに、足首カバーが巨大で関節が(横から)見えないとかだと、
まったく気にならないので気が付かなかったんよね。

そしてみなさんがよく作るガンダム。
これもアンクルガードが足首の動きに追従して、
横から見た足首の角度を隠してしまって、
「カバーの中はきっとこうだ」と、見えない角度を、
目が「自分にとって気持ちよく」勝手に想像してしまうんですよね。

なので今回みたいに横からの角度をカバーしない足首カバーの場合、
「気持ちよいラインで、しかも重心が釣り合う」ポイントを探るはめになるという。

そしたらさ、
答えはヒールアップでした^^;

ああ、自分の中でああだ、こうだと考え続けてきた答えが、
結局、永野護センセの中期以降のMHと同じ着地点だった事に驚く。
この位置に3Dでの体験なく、想像だけで着地してるんだから天才って恐ろしい。


最後は少し変な方向にいきましたが、
今回の記事がS字加工のヒントになれば幸いです。


そんなわけで。
今週は弁慶裏側と足首カバーのエポパテ裏打ち、
ひざ関節強化加工、ヒールアップ角度調整(リフターつけるまで立てる程度のアバウト調整)
足首関節の」見せるポイント」を、意図的に内また側と後方に土地を確保wしておいたので、
早速ディテアップ。

ドラグナー改造19

治具、面取りで作ったお手製シリンダーを装着^^
シリンダーの外また側には透明、正面でわかりにくいけど、
透明ソフトプラ材2mmを曲げてマニホールドとして使用。

これ、初めて使ったけど、
かなり曲げても折れず、接着剤でくっつくので糸はんだより軽いのも手伝って使いやすいかも。
オススメしとく。

マッガーレ


こんだけ曲げても折れませんw3mmもあるでよ^^



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テーマ:模型・プラモデル・フィギュア製作日記 - ジャンル:趣味・実用

[2019/06/30 10:19] | 1/100 ドラグナー D1 | トラックバック(0) | コメント(4) | page top
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