ゴッドハンド 精密彫刻刀 平刀 レビュー
そういや、前回でビームライフルの段落としの工作をやったのですが。

これ、今までのぼくがやろうとすると、
かなり前に書いた記事の応用で、
グリップのスジボリに沿って、落としたい部分を切り落とし
ワンサイズダウンした物をプラ板で作って再接着となるわけなんです。

まぁ、これでも間違ってはないんですが。
問題は、落としたい部分の各辺が外側に隣接していない場合。
貫通して問題ないなら、ドリルで穴開けて、
穴をカッターでつなげて、プラ板で一段薄いの作って埋め込んで接着。
ただし、裏側から手を沿えれるように工作順に気を使う。

・・・みたいな。


そこで、ノミですよ、奥さん!w


いやぁ、恥ずかしながら。
そんなのお前だけだという話ですが、
我が盟友、Finoさんがノミを多用しているというお話を聞いてて、
その精度にも当然驚いてはいたのですが、
ぼくの中では、大工さんが使う、グリップの後ろをげんのうでがんがん叩く、
「あのノミ」が頭に浮かんでて、
あんなでかいもんで、こんな繊細な作業を・・・(ゴクリ)

とか思ってたんですよ!いやマジでw

ところが、プラローグさんでバカトークしながら工具を眺めていたら、
wave製のノミモドキを見つけまして!

wave彫刻刀

HG細幅彫刻刀(平刀)刃幅2.4mm(定価750円)

正確には彫刻刀という事なんですが^^
これか!こういうので彫ってるのか!!!w
Finoさんもノミじゃなく彫刻刀って言ってくれよん!
それともぼくの脳みそが厨二病全開すぎて「超☆黒刀」とかと勘違いしそうという配慮だったの?w
(いや、げんのうで以下略なノミの可能性もゼロではないw)

安いし、とりあえず買って試してみた。
結果から言うと、値段分良かった!w
実際、ヴィダールの肩に関節埋め込むのに、
四角く開口してあるんですが、これでゴリゴリと削り取りました。
軟質プラということもあってサクサク彫れるのがいいです^^
デザインナイフでも不可能ではないですが、
押して削れるのと、
ニッパーかなんかでザクザクと切り裂いた部分から横に切り広げるとは
こういう作業では本質的に違いますね。
デザインナイフだと少しでもこじると刃が折れたり、しらんまに刃先が埋まってたりしますし。

これはいいぞ!と、
全サイズ買ってもいいくらいと思いましたw
少し前、ゴッドハンドのスピンブレードが出た時、
実際にスピンして使うより、
彫刻刀としての使用例が多かった
のは、
みんなあそこで初めて彫刻刀を触ったという事なのねと納得^^

ですが少しだけ不満も。
これ、両刃なんですよね。

掘り方1

なので、さっくりと真下にまっすぐ掘り起こすのが難しい。
図の下みたいに、掘る方向の逆方向に逃げてゆくんですね。
あとすこし図の上みたいに残るし。

では片刃のノミや彫刻刀、平刀を探すと、
これが一本で1500~3000円とかなり敷居がお高い^^;

そこで、急に思い出したのですが、
以前、HJライターのT2O(テツオ)さんとSkypeモデリングしてた時に、
「これ、少し気になってるんだよね〜使ってる人いるかな?」
と、紹介してもらった工具がありまして。

ゴッドハンド精密彫刻刀平刀1

ゴッドハンド製品で、
その名も「精密彫刻刀 平刀」です^^

見かけはスピンブレードに酷似。
1.0mmから0.5mm刻みで3.0mmまで5本のノミ先がインストールされており、
(ケース付き)
2700円で、5本ものノミが揃うという代物。
スピンブレードとの差は片刃であるという事と、
スピンさせて穴を掘る使い方が出来ないという事、
そしてトライアル版だということです。(現在バージョン2)
なので店には流通しておらず、ゴッドハンドさんで直接通販で買うしかないです。

結局、ずっと売り切れだったのがバージョン2となって再販したので、
T2Oさん共々購入致しました!^^

使い勝手は、よく削れ精度も高い。
ピンバイスのドリルと違い、すべてのチャックサイズが3mmに統一されているので、
付け替えるときにそのまま付け替えれるのがストレスフリーでいいと思います。
これ専用にコーナンで700円前後で一個バイス買ったったw


ゴッドハンド精密彫刻刀平刀

とりあえず下書き無しで、適当に凹モールド彫ってみた^^

掘り方2


やり方としては、こんな感じ。
破線は本来切り取りたいラインね。
まず、掘りたいモールドを下書きします。
それから、凹モールドの幅に合わせた平刀を準備して、
本来切り取りたいラインの少し内側に片刃の平らな方を外側に向けて差します。
(写真1~2)
真ん中に、本格的に掘る前の「逃げ」を掘りおろしてやります。
あ、この工程が一番最初でもいいやw
下書きの幅内におさめてねw
(写真3)
ガツガツと掘っていって、底を平にします。
(写真4~5)
最後に、少し残してた余剰分を際まで攻めて彫り降ろして完成っ^^
(写真6)

まっすぐに降ろせる片刃ならではだと思ってます^^


ちなみに。
この記事を書く前にノミの専門家にしてマエストロ、
上海に飛んで、一ヶ月休みもほぼ取れない、
ネットの孤島で死にかけてる、
Finoさんに両刃と片刃の違いを上手く説明できんかなぁ?って聞いてみたら、


ノミ2

「引き算の工作は削る素晴らしさッ!
削る素晴らしさはノミの素晴らしさッ!

いくら削れても彫刻刀は両刃に過ぎんッ!!」

ノミ

「ノミとは似て異なるものよーッ!!!」

Finoさんがこんな事言ったのかは置いといてw

そもそもノミは片刃でしかありえないので、
彫刻刀というのが正解。との事。
・・・って事はFinoさんがノミって表現してるわけだから、
やはりげんのうでガンガン叩くアレを使ってるんだろうか?w

逆に言うと(Finoさんみたいな特殊な超人は置いといて)、
極小のノミとしての性能を求めるなら、
片刃の彫刻刀がオススメという事になりますね^^

結局、工具は使ってみて本人の技術とやりたい工作に対して
「なじむ」かどうかなので、

個人的には片刃最高!ですけど、両刃も良かった!とは思います^^
両刃をサイズ揃えるなら、スピンブレードがいいと思います。

あと、関連してですが、

砥石

プラローグさんで、これを見つけたので買っておきました^^

なんでも売ってて、本当に恵まれた時代ですなw


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[2017/03/11 18:35] | おすすめツール | トラックバック(0) | コメント(14) | page top
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