付録としての模型について考えてみた。(モデグラ&ファインモールド F-14D)
ああ、今週の「俺ガイル 続」良かった!
いや先週も相当に良かったんだけど。
やはり戦場ヶ原ひたぎとかの、(言葉遊びのできる)「毒舌系ヒロイン」が好きなぼくとしては、
雪ノ下雪乃さんの楽しい毒舌が復活してくれた今週は本当に良かった^^
この場合の毒舌と口が悪いは違うので、アスカ・ラングレーとかはぼくにはどうでもいいw



さて、あれからモデグラ本誌を読んだんだけど、面白いね。
無くなる雑誌にムチ打つわけじゃないんだけど、
特に電撃H◯BBY(伏せてるようで伏せてないw)とかは、
付録が付いた号の物理的薄さ内容の薄さは驚きで、
付録付きと同じ値段ならともかく、付録分余剰にお金を摂取してるのに、
内容は「今回薄くて当然」とばかりに手を抜いていたのが嫌いでさ。
いろいろ事情も聴くが、「そりゃ潰れるわ」と、今回のモデグラとの対比で思わずにいられない。
はっきり言って付録号の電撃H◯BBYはただの新製品カタログでしかなかった。


で、今回見た時にMGをいきなり買わなかったのは
本の内容薄いんだろーなーと、上記の記憶が頭をもたげたからだ。

実際、いやらしい話ではあるが、記事に書くときに付録号のINDEXとページ数を、
所有している最近のMG誌のそれと較べてみたりもしたんだよね。
ちなみにページ数は同じだった。

内容は、さすがにF-14Dがらみが多かったが、
それは連動企画としては当然の事。
作例と、組み立て説明書と改造事例あたりが掲載されているんだろうとたかをくくっていたのだが、
良い意味で、それは裏切られたんだ。

その企画意図にはじまって、
ファインモールド代表の開発秘話、
トムキャット自体の歴史などが解説され、
エリア88しか知らなかったぼくのテンションをも大いに牽引することになった。

模型自体も、大きく見どころがアップで掲載されていたりするのはもちろんだが、
組み立てに関してがかなり面白い。
カーモデラーを専門にしてる人に組ませたりしてるのも、
「初心者向けなんだよ」っていうアピールに一役買っているようだ。

肝心の説明書は、
P26~27に、いかにも説明書然としたのが掲載され、その後に見開きを使った大判で、デカールの貼り付け解説が、2機、好きな方を再現できるようにでーんと掲載されている。
ちなみに、遊びに来てくれているお客さんに教えてもらうまで気付かなかったが、
上下で色が少し違う「ロービジ迷彩」に、敷居の高さを感じているのなら
一つ目の機体NO.164348の方は、実は機体色が一色なので、
そちらを目指して作るとさらに、制作難易度が下がると思う。

で、さらに、
必要な道具からはじまって、
濃厚なモデリングピクトリアルのような形式を持ってして、
解説。
これがわかりやすくて「なんだかできそう」な気持ちにさせるんだよね。

これだけのハイ・ディティールにも関わらず、
文面は徹頭徹尾、飛行機模型を組んだことのない人に視点を合わせてきてくれてるのを感じる。
ぼくの想像ではあるけれど、
「わかってる人」には、もう文章にしなくても、数々の写真だけで理解してくれるだろうから、
「その人達向け」には何も書く必要なし!と、模型そのものの深さによって語ってるんじゃないかと思えた。


さて。
最後に長々と語りたいんだが、付き合ってくれると嬉しい。

この企画は「模型雑誌の付録付き」の皮を被った、
新しいカタチの模型の売り方を世に問うた、面白いものだとぼくには思えた。

今までにも、付録や組み立てキットのついた雑誌形態での販売方法は数あったけれど、
今回のとは趣を異にすると思うんだよね。

まず付録ということで「この値段(の追加)で付録としては、いい造形じゃない?」と
「付録という着地点にどこか甘えた」エッジのダルダルな完成品や、
やたら、部品点数を抑えて簡略化されたキットを見かけるんだけど、
そんなの「いらない」んだよね。モデラーにとっては。

この値段なら、自分で買って作ったほうがマシと、「スケールモデルを作りもしない、ぼくのようなモデラー」にすらそう思われてしまうわけで。
作るという過程が入るにしても、まず完成体を写真で表紙に載せた時に
「かっこいい!」と思わせる。
これがクリアできてるのが大きい。

そして、一般流通の金型にも負けない為のパートナーとして、
MG誌で何度かゼロ戦などで似た企画をやってきたパートナーにファインモールドを選択。

この選択も良くてさ。
スライド金型をも使いこなす技術力の高さを見せつけつつ、どこかニッチなアイテムを世に送り出している、
フットワークの軽いメーカーFine Molds(ファインモールド)。

この企画にあたっての技術力が期待されているのはもちろんのことではあるが、
「知っている」諸氏なら、むしろ驚きが体内を駆け巡ったかもしれない。

「何故、ファインモールドにジェット戦闘機をオーダー?」

ぼくも模型店などで見る限りの印象で書くが、
このF-14Dというアイテムはおそらくファインモールドにとっても、
かなりの挑戦になるはず。
なんせ、彼らの今までの痕跡(戦闘用飛行機)で言うと、
メッサーシュミットをひたすら作り続けていたり、
零戦シリーズ、
そして紅の豚のサボイアなど。

基本的にプロペラ機。

あとは、BANDAIが出張ってくるまでの、スターウォーズシリーズくらいだと記憶している。
あ、ハーロックの宇宙用の戦闘機みたいなのも出してたっけ?(うろ憶え)
確かにX-Wingは可変翼だけど、F-14Dの助けになるか?と誰もが首をひねるくらいに、F-14Dを作れる気がしないのである。

そんなファインモールドが、世に送り出す、最後の後出しトムキャット。
だからこそ!期待感と不安感がごちゃ混ぜになった、ワクワクドキドキが胸の奥から湧いてこない?

で、さらに前半部でも書いたが、
雑誌本体はインストカードの側面も持っているんだが、
普段どおりの連載も維持しつつ、付録キットに負けないクオリティを求められる。
極端に記事が負けると、一応付録という形を取っている故に、次号が買ってもらえなくなるわけだ。

常識的な1/72の説明書を思い浮かべて欲しい。
細長い箱に、入った折りたたまれた紙切れがはいってたりするわけなのだが、
これはもう宿命的に、簡潔でわかりやすくを目指しているので、
今回のような雑誌媒体で記事として、扱ったものに情報量的にはまず適わない。
しかも雑誌はカラーだったりするし。

この、模型にはありえないほどの情報量をもつ巨大なインストカードをパートナーに、ファインモールドが「買い控え」を起こさせないように「一般流通に回さない」というお約束ごとでパッケージングした限定品。
これはもう「雑誌と付録」と片付けていいものではないと思う。

ファインモールドは、
金型の封印を条件に、雑誌の発行部数分の出荷を確保。
売れるか売れないかの部分を悩まないで済むために(営業と出荷実績が完了している)会社が欲しい粗利を確保さえすれば、その額面までは全て開発に回すことさえ可能である。
雑誌の請求力を持ってして、まずはファインモールドの製品を手にとってもらって作ってもらう事が出来、その後は気に入ってもらえれば他のファインモールドの作品も模型店などで手にとって貰えるかもしれない。


モデルグラフィックスは、
限定アイテムのF-14Dをエサに、モデグラを読んだことのない人や、
最近買ってないなという元ユーザーなどをとりあえず3ヶ月購読させることが出来、その間の記事で値段分の誌面だなと思ってもらえれば、新規顧客を獲得できるかも知れないわけだ。

まさにこの両者はwin=winをめざしており、
どちらがコケても共倒れになる可能性を秘めつつも
お互いギリギリまで追い込むことによって、見事に共生していると感じた。



ここまでのクオリティでの付録というか、
「パートナーシップ」にBANDAIやVOLKS、KOTOBUKIYA、WAVEも参戦してみてはいかがだろうか?と思ったり。

ただし。
今までのように付録という言葉に甘えて、単にクリア素材にした限定版ですよーみたいな、
甘えの中では成立しないという覚悟のようなものを持ってして挑んでもらうこと前提ではあるけれど。

そんなわけで、今回のこの企画、大いにぼく個人としては応援している。
単純に、このキットかっこいい!というのでもいいんだけれどもw
というわけで3回にも渡った、F-14D記事、いかがだったでしょうか?
普段ガンプラしか組まない、ぼくのようなモデラーにこそ、
何か琴線に触れれるような記事になってるといいのですが。
模型趣味の見聞を拡める、いい機会だとぼくは思います。
おおいに買うかどうか!悩んでみてください^^

ちなみに、コックピットだけでも作っちゃおうかな・・・と、すでにうずうずしています。
恐ろしい!w








最後に、今までも同社の企画では、ゼロ戦とかも取り扱ってて、
その時、かさばる兄さんはどうだったの?と思われ向きもあるかもしれないので答えておくと、
ゼロ戦とかは「すでにハマっている」人向きの企画だったと思うんだよね。
なので、実は買っていません。
ある程度は知ってもいますが、
全部見分けがつくほどではありませんし、
正直、あまり執着がないんですね。

それを踏まえた上で、今回のもう一つ評価出来るところは、アイテムの選択。
F-14Dを選択したことにより、

トップガンで見たことがある。
エリア88で見たことがある。
SEGAのアフターバーナーをPLAYしていた事がある。

といったように、娯楽作品への露出が高いのと、

単純に「でかい」

これも評価としたい。
昔エリア88の飛行機を友人たちと組んで、見せ合いっこしたものだが、
同スケールにも関わらず、タイガーシャークのなんという小ささか。
同じ1/72のトムキャットのでかいこと、でかいこと。
友人の買ったトムキャットがやけに羨ましく思えた。

3ヶ月という時間とお金をかけて買い揃えたものに、
大きさという満足が追加されるのに越したことはないと思うのである。
ゼロ戦だと買えなかったのが、今回、食指が動いたのは、
そんな食い意地の張った要素もあると正直に告白しておく。(苦笑)

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[2015/05/29 21:00] | MG&FM 1/72 F-14D | トラックバック(0) | コメント(6) | page top
モデグラ&ファインモールド F-14Dご開帳!
今日は帰りに、コンビニと本屋寄って買い物してきたよ。
セブンイレブンでは以前紹介した「山形のだし」が復活。予想通り夏の間だけ販売って感じだ。

だし

国産のきゅうり、なす、みょうが、しそ、昆布を細かく刻んで浅漬けにしたもので、
きゅうりのみずみずしい食感と、香味野菜の爽やかな香りで食欲関係なく食べれる。
豆腐の上に乗せたり、納豆と混ぜて食べるのも美味しいよ^^


F-14D.jpg

そして、本屋では、昨日紹介しながら、ミイラ取りがミイラになった的に、
モデルグラフィックス購入。
(筆者の鑑と思いたいw)

ネット上で手に入った情報といささかの齟齬があったので、
訂正しつつ、さらに紹介してみたいと思う。

まぁ、しのごの言うより、まずはご開帳。
そんな事は起こらないと思いたいが、万が一パーツの欠損などが合った場合、
数カ月後になって「交換してくれ」」とかいっても、
本体が存在せずどうにもならないケースもありうるので、
「大事に積んでおく」という人でも、まずは開けて欲しい。

わかりにくいが、中央に横にテープが貼られているのでそこにカッター的な物をこじ入れて、
すっと綺麗に切って、両サイドにも縦に短く貼ってあるセロテープも同じように切ってやると綺麗に開く。

F-14D2.jpg

こんな感じ。
青いのは大きさの比較用にミスターカラーを置いてみたので、
こんなものは混入してないのでよろしくw

内容はでかいAランナー。
ちっこくて繋がったランナーにBとCと打たれている。
二枚だが実質ランナーが三枚。
それとデカールがついている。

これ、昨日の段階ではSAに付いてくるって書いてたので、
デカール貼りたい人はSAが必須かと思ったがそうではないようだ。
今月号に付属のデカールにて、
最後に発注された6機のうちNO.164348と164600が再現できるようだ。
(100)という文字の色の黒と黄色が反転してるのが大きな違い?かな。(疎くてすいません)

ちなみにSAのパーツは艦隊防空任務の再現用のセットで、
フェニックスやらスパロー、サイドワインダーなどと、
それらに関連したデカールの模様。

パイロン釣ってるだけでいいなら、MGのみ3ヶ月分。
ゴージャスに武装したいなら、6/13発売のSAを買いなはれという話だ。
ちゃんと武器もファインモールド製なので、ご安心あれ。

コンバットエアプレーンの見どころtかお約束がよくわからないぼくなので、
とんちんかんな写真をあげてしまうかもしれないけど、
数点、写真をあげてみるね。
そういや袋破らずに撮影してたわ・・・(汗)

F-14D3.jpg

ノズル廻りとかインテークの中身とかかな。
こないだガンプラのバーニアの話した後だけに、細やかさに驚く。
まぁ、1/72だから、単純に倍の大きさではあるんだけど。


F-14D4.jpg

コックピットにパネル廻り。
複座なので、2まーい2まーい。
本誌でデカールまで張り終わった写真見ると、男子的に超トキめく。
後ろにはぜひ、ミンメイを・・・載せん!w
女子供はすっこんでろw(エリア88読んだ直後なので少し漢っぽくなってるw)
あ、組み立てるのは女性も子供さんも楽しんでねw

F-14D5.jpg

ノーズの中に、はじめから彫り込まれている物体X(知識がないので説明できんw)
こんなのがワンパーツで抜けちゃうのか!ファインモールド恐るべし。

F-14D6.jpg

主脚廻りや実印みたいなレーダー。
これが付録・・・なのか?w


本誌の方も手抜かりなく、F-14Dに染まっている。
説明図の後に、実践的に手を動かしているピクトリアルが、
細かく掲載されているのがとても心強い。

このスーパーキット、どこらへんが初心者向けなのだろう?と思っていたのだが、
合わせ目を消さなくちゃいけない箇所が、なんと3箇所しかなく、
接着順を工夫しながら止めて行くことによって、カッチリとした「合い」が保証され、
可変翼は「後ハメ加工済み」という至れり尽くせりでした。


ガンプラモデラーのぼくが、
この商品を手にとって、大興奮してます!
この感覚は伝わると確信してるので、
もうちょい読み込んで、
更に踏み込んだ記事を、そのうちアップしますね!

今回は付属キット(ランナー)紹介編でした!

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[2015/05/27 21:37] | MG&FM 1/72 F-14D | トラックバック(0) | コメント(10) | page top
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